RAID(レイド)という技術があります。
ザックリ言うとHDDやSSD2台以上をひとまとまりにして使います。
RAIDにも色々あり、故障率アップを覚悟で速度アップすることを目的としたRAID0(ストライピング)、容量が半分になる代わりに故障してもデータを失いづらく動き続けること(稼働率)を目的としたRAID1(ミラーリング)。
そしてその2つのいいとこ取り、速度を数倍上げながら稼働率を大幅に引き上げるRAID5が今回依頼のNAS(ネットワークHDD)です。4台のHDDをひとまとまりに構成されていました。
信頼性のある仕組みで壊れても復旧が簡単なのが売りなのに、復旧(再構築)ができなくなっていました。
RAID5で再構築できなかったら終わっています。
ある業者に依頼して復元してもらったらしいのですが、なんと50万円かかったそうです。
そして、その復元したデータを入れていた外付けHDDが壊れてしまい、また50万円はかけてられないのでと相談に来られました。
その外付けHDDの復元を試みたのですがひどい障害で中途半端にしか復元できず。
仕方なく元のRAID5のNAS(写真)を持ってきてもらいました。
よそで50万円かけたものなのでかなり苦労しましたが、こちらは数週間かかった代わりに完璧に復元できました😉
価格も事情が事情なのと、何度も仕事を頂いているお得意さんなので大特価にしました。
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